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新橋烏森口にタイ料理店「ブア・デ・タイ」-日タイ・コンサル会社が開く

ビルの2階にあり、窓からはJRの高架が遮るものなく見える。

ビルの2階にあり、窓からはJRの高架が遮るものなく見える。

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 新橋烏森口にタイ・創作料理店「Bua de Thai(ブア・デ・タイ)」(港区新橋3 TEL 03-6721-5220)がオープンして間もなく1カ月を迎える。経営は、タイ政府関連のプロモーションなどを手掛けるコンサルタント会社のサムリット(渋谷区)。

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 店舗面積は約14坪で、席数は32席。同所にはもともと、サムリットの事務所があった。社長の三上美麗さんは「自分たち主導でできる事業を考えた結果、事務所を移してここに飲食店を開業することにした」と話す。「新橋は両親が事業を興し、私が生まれて2歳まで過ごした親しみのある街なので、場所選びに迷わなかった」とも。

 メニューは代表的なタイ料理が中心。発酵した酸味のある豚肉と軟骨で作るソーセージ風の料理「ネーム」を使った「ネームのサラダ」(980円)、「生パパイヤのサラダ」(1,050円)、「ソフトクラブの卵とじカレー炒め」(1,360円)、「空芯菜炒め」(950円)、「鶏肉入りグリーンカレー」(880円)、「海老のトムヤムスープ」(1,180円)など。ピザソースの代わりにグリーンカレーを使う「グリーンカレーのピッツァ」(1,050円)など、タイ風の創作料理も用意。「創作料理は今後もメニュー数を増やしていきたい」という。

 ドリンクはタイ産のメニューを数多く取りそろえる。「シンハービール」「チャーンビール」(以上580円)、ワインの「モンスーンバレー」(赤・白、各2,900円)、焼酎の「モンシャム」(グラス=490円、ボトル=3,680円)、ウィスキーの「メコン」(グラス=580円、ボトル=3,880円)など。生ビール(490円)、カクテル・サワー(15種、450円~)のほか、マンゴージュース、ライチジュース、リュウガンジュース、ランブータンジュース、ハイビスカスドリンク(以上350円)などのトロピカルドリンクも多く提供する。

 現在、同店では目印となる看板をタイに発注する準備を進めている。イメージは、タイのバンコク・スカイトレイン(BTS)が使う広告ラッピング車両。「外から見ると写真や文字が見えるが、中からは外の景色が見えるもの。それを店の全部の窓に使いたい」と三上さん。

 「料理を楽しんでもらうだけでなく観光資料なども置き、タイに興味を持つ人たちのためのサロンのような場所にしたい」という。「タイ料理をイメージだけで避ける人がいるが、そうした人にも親しんでもらえれば」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~23時。日曜・祝日定休。

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