東関東大震災当日に閉店したいわき市のアンテナショップ「いわき・ら・ら」跡に「天丼あきば 新橋店」(港区新橋2、TEL 03-6268-8735)がオープンして1カ月を迎えた。場所はニュー新橋ビル1階で、開店日は5月3日。
運営は、とんかつ店「かつや」などを展開するアークランドサービス(千代田区)で、同業態は5店舗目。メーンターゲットが30~50代のサラリーマン層で、同店2軒隣には同社経営の「かつや新橋SL広場店」もあることから、営業見込みが付きやすい同所への出店を決めたという。店舗面積は21坪。カウンター形式で23席を用意する。
メニューは、多忙なサラリーマン層が選びやすいよう天丼のみに絞った。メーンはエビ天5本、玉ネギのかき揚げ、インゲンの天ぷらがのった「天丼」(500円)。そのほか、新橋店のみで提供する「かき揚げ丼」(550円)、半熟卵・ナス・イカ・アスパラ・カボチャ・エビ・アナゴ・メゴチなどのトッピング用単品(80円~150円)、「あさりのみそ汁」(80円)も用意する。カウンターに設置された漬物は無料。
同社広報担当の桑原さんは「価格とボリューム感で他店との差別化を図っている。低価格での提供では安かろう悪かろうのイメージを持たれるが、素材もこだわったものを使っている」と話す。現在のメニューは「まだ試験段階」とし、利用客の要望を取り入れながら改良を加えていく構え。
営業時間は10時~22時。