カレッタ汐留で「海」のクリスマスイルミ-東儀秀樹さんプロデュース、初日には生演奏も

30万個のLEDが使用され、音と光で海をイメージしたイルミネーション。すべてグリーン電力でまかなわれる

30万個のLEDが使用され、音と光で海をイメージしたイルミネーション。すべてグリーン電力でまかなわれる

  • 0

  •  

 カレッタ汐留(港区東新橋1)で11月28日、雅楽師の東儀秀樹さんプロデュースのクリスマスイルミネーション「Caretta OCEAN Xmas 2008『BLUE OCEAN』」が始まった。場所は地下2階亀の噴水を設置した広場。

[広告]

 昨年に引き続き3回目の開催となるイルミネーションのテーマは「『海』のクリスマス」。昨年から発光ダイオードの数を20万個から30万個へと増やしたが、今回はさらに新たな色が追加され、より鮮やかになった。また、電球とLEDを重ね合わせ、羽衣のような質感を出したクリスマスツリー「GRAND OCEAN TREE」が初登場。約10分間にわたり行われるショーでは、東儀さんのオリジナル楽曲「Blue Ocean」に合わせ色とりどりの電球がきらめき、クジラのイラストの投影やシャボン玉、スモークなどが登場。今回からは人工雪を降らせる仕掛けも施し、よりロマンチックな演出になった。

 「GRAND OCEAN TREE」のベルを鳴らすと、東儀さんオリジナルの短い曲、またはクリスマスソングが流れ、赤・青・黄・白・紫のいずれかの色が点灯。それぞれにメッセージがありおみくじ感覚で楽しめる。また、5色いずれかが点灯した後に、スペシャルカラーの緑色が灯ると「東儀さんからのクリスマスプレゼント」として、カレッタ汐留のギフトカード2,000円分が贈呈される。

 28日に行われたプレスプレビューでは今年も東儀さんが登場し、「Blue Ocean」の中の一節「Ocean Xmas」を披露した。東儀さんは「今年は色にあたたかみを持たせるよう意識したが、とても思い通りにできた。寒い季節だが、あたたかい気持ちになれると思う」とコメント。「今日演奏した『篳篥(ひちりき)』は、うまく引き出せばあたたかくも切なくもなる個性的な楽器。イルミネーションと合わせて楽しんでもらいたい」とも。

 ショーのクライマックスで、音楽とともに大きくせり上がった「海の波」を模した部分が点灯すると、観客から大きな歓声が上がった。夫婦で訪れたという梅原さんは「今日はこのために来た。曲とイルミネーションが合っていてきれい」と目を輝かせた。

今年からは新たな企画として、期間中毎日23時10分頃から約20分間、「Midnight Fantasy」と題した「恋人たちのための」ロマンチックなイルミネーションショーを開始する。

 開催時間は17時~23時30分。ショーは30分ごとに1日12回行われる。12月25日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース