オフィスと商業施設から成る複合ビル「汐留ビルディング」内の「HAMASITE Gurume(ハマサイトグルメ)」(港区海岸1)1階に2月15日、韓国鶏鍋メーンの「ハンマリ家」(同、TEL 03-6905-6500)がオープンする。
「タッハンマリ」は、骨付きの鶏が1匹入った塩ベースの鍋。韓国の東大門エリアには同鍋を扱う店が200~300店集まり、スポーツ選手をはじめとした日本人観光客らに人気が高いという。韓国には専門店が多く、同店では日本ではまだ知られていない「現地でも知る人ぞ知る」(同店)各専門店の「目玉料理」をメニューに盛り込むのが特徴。
隣接する「汐留芝離宮ビルディング」との貫通通路側に位置する同店の店舗面積は70坪。席数は140席。最高6メートルの天井高と通路側の壁をガラスにし、エントランス脇にはオープンキッチンを配すなど、店内に開放感を確保。ターゲットは20代後半~50歳代を中心に、平日=7,500人に及ぶと予想される「汐留ビルディング」就業者、週末=四季劇場(劇団四季)を観劇で訪れる観光客などを見込む。想定客単価は3,500円~4,000円。
フードメニューは、塩ベースの透明な汁の中に鶏1匹を入れ、はさみでサーブする「ハンマリ鍋」や、韓国の水餃子「マンドック」、アサリ入りうどん「カルクッス」など約35品。ドリンクメニューは、韓国の酒を中心に栗や緑茶の「マッコリ」のほか、「すもも」「マンゴー」の「和のサワー」など約30品。
同店担当者は「お酒の飲めない人も鍋を囲んで楽しんでもらえるように、低アルコール飲料もそろえた。今後は、様子を見て40坪ほどの店を麻布や六本木にも出店していきたい」と話している。
営業時間は、昼=11時~14時30分、夜=17時~23時30分(予定)。
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