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ラーメン店「元楽」新橋5丁目に移転 新メニューも

店舗外観

店舗外観

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ラーメン店「虎ノ門 元楽」が6月6日、西新橋から新橋5丁目に移転し、店名を新たに「新橋 元楽」(港区新橋5)としてオープン。

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 同店は、1999年12月に「蔵前 元楽」からのれん分けされ開業。豚骨、魚介、野菜などからスープを取り、スープが見えなくなるほど背脂を振りかけるラーメンを主力に、西新橋で約16年間営業した。今年3月から、入居していたビルの耐震工事などを理由に営業を一時休止していた。

 新店舗はJR新橋駅の烏森口から、新橋西口通り沿いに新虎通り(環状2号線)を渡り、東急ステイ新橋の隣。店内出入口に券売機を設置するほか、店の中心の調理場を囲むようにカウンター席を並べる。店舗面積は約15坪。席数はカウンター15席、テーブル席8席。旧店舗と比べ4席増えた。

 営業再開するにあたり、新調した物と旧店舗から持ち込んだ物があり、旧店舗で使っていた特徴的な赤い椅子は色を塗り直し、再利用している。

 メニューは、しょうゆベースの「元ラーメン」、塩ベースの「楽ラーメン」(以上780円)、「油そば」(780円)、「豚飯」(400円)のほか、移転を機に開発した新メニュー「特製元ラーメン」(780円)も用意する。特製元ラーメンは、麺もタレも元ラーメンと異なる物を使い、今後、同店のこだわりの1杯として薦めるという。元ラーメンや楽ラーメンでは背脂少なめなど、客の要望に応じて背脂を調整するが、特製元ラーメンでは応じないという。

 ドリンクメニューは、「生ビール(サッポロ黒ラベル)」「瓶ビール(サッポロラガー赤星)」(以上500円)、「ホッピーセット(白・黒)」(450円)、「パンチレモンサワー」(380円)など。

 店主の冨澤良平さんは「西新橋の店舗から新しい店舗まで、多少距離があり、かつての常連さんに来店してもらえるか心配。まずはこの地域の人に親しんでもらえる店にしたい。ゼロスタートのつもりで全力で頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は11時~22時30分。土曜は11時30分~20時。日曜・祝日定休。

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