「タミヤ」新橋店で初売り-ミニ四駆グッズ福袋求め行列

発売初日にほとんどはけるという福袋。家族全員が買い求めていくことも

発売初日にほとんどはけるという福袋。家族全員が買い求めていくことも

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 「タミヤプラモデルファクトリー新橋店」(港区新橋4、TEL 03-6809-1175)で1月4日、初売りが行われた。ミニ四駆福袋150個も用意。福袋用に作られたオリジナルパーツや色替えパーツなど、1万円相当のミニ四駆グッズ22アイテムが入る。価格は5,250円。

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 10時の開店時間が近づくにつれ、福袋購入整理券を手にした客が店の前に集まり、開店を迎えるころには100人余りが列を作り、開店と共に入店した。列の先頭は、茨城県水戸市から来たという20代の男性3人組。「一番乗りを狙って朝の7時55分から並んでいる。数分の差でトップになれたので本当にうれしい」と吉弘仁さん。

 買ったばかりの福袋の内容を確認していたのは、世田谷区から来た沼野さん一家。「次男(小4)は小学1年生からミニ四駆が大好きで、今日はせがまれて初めて来た」と母親。福袋については、「結構良かった」(次男)と笑顔を見せた。

 福袋の購入を後回しにして、2階のサーキットで「走り初め」に興じる人も。こちらの一番乗りは、埼玉県から来た岡田さん。ミニ四駆を始めて約半年だが、この日は4台のミニ四駆を専用キャリーケースで持参。「走り初めは気持ちいい。2時間くらい楽しんでから福袋を買う」と話していた。

 サーキットには親子連れの姿も多数。埼玉県朝霞市から来た滝沢さん父子は2回目の来店。「当初は小学生の息子が熱中していたが、子どものころにラジコンで遊んでいたホットショットがミニ四駆になっていたのがうれしくて、いつの間にか自分の夢中になっていた(笑)」

 昨年9月、同店でロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがミニ四駆レース「淳の休日GP」を開いて以来、カップルや女性客も多く来店するようになった。半谷孝道店長は「ミニ四駆で遊ぶ層が広がった」と喜ぶ。

 今年はミニ四駆が生まれて30周年。3月24日の「ミニ四駆の日」にはイベントも開催予定。「今年は記念の年。一年を通じていろいろなイベントを用意して皆さんをお待ちしております」(タミヤ営業部の松本さん)。

 営業時間は、平日=12時~22時、土曜・日曜・祝日=10時~18時。

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