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霞が関のコワーキングスペースで地方移住考えるイベント「地方で幸せに働く方法」

(左から)「SENQ霞が関」のマネージャー佐藤隆二さん、登壇者の前野隆司さん、斎藤淳一さん。

(左から)「SENQ霞が関」のマネージャー佐藤隆二さん、登壇者の前野隆司さん、斎藤淳一さん。

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 コワーキングスペース「SENQ霞が関」(千代田区霞が関1、TEL 03-3501-1109)で3月4日、地方移住や地域ビジネスを考えるトークイベント「地方で幸せに働く方法」が開催された。主催は宮崎市。

対談の様子

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 当日は、同施設指導者でNPO法人「まちづくりGIFT」の斎藤潤一さんと、慶応義塾大学教授の前野隆司さんが登壇し、2015年の移住希望地ランキングで圏外からトップ10入りをした宮崎県をテーマに、宮崎市で人材サービスを行う小川智矢さん、宮崎市役所の深田崇弘さんを交えて対談を行った。

 深田さんは「同世代の人たちは大学卒業後に宮崎を離れてしまう人が多いので、僕はその人たちが帰ってきた時に楽しい街にして受け入れたい」という。さらに、斎藤さんからの「宮崎が好きな理由は?」という問いに対して「落ち着くから」と一言。その答えに前野さんは「このシンプルな答えに深田さんの人柄と宮崎のいいところがあふれ出ているね」と話した。

 終了後、SENQ CAFE で宮崎県のお菓子「つきれい餅」や「黒霧島チョコレート」、鵜戸神宮の運玉をモチーフにした饅頭「運だめし」が提供された。

 同施設は2月27日、「さまざまな業種や立場の先駆者が集まり、オープンイノベーションを加速させる協業と共創の場」を運営コンセプトに、オフィスビル開発を手掛ける「日土地」が働く人に焦点を当て、従来のハコ貸しや床貸しではない新たな場を提供する取り組みとしてオープンした。

 同施設マネージャーの佐藤隆二は「LEAD JAPAN(リードジャパン)をテーマに、中央官庁が近い霞が関と、大手企業が多い虎ノ門の立地を生かし、インバウンド、アグリ、シビックテックの地方創生事業にスポットを当てていきたい」と意気込む。

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