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新虎通りに「旅する新虎マーケット」 スタンドやカフェ、足湯も

旅するスタンドに出展する「今治イマバール」のスタッフ村上紗織さんは今治市出身

旅するスタンドに出展する「今治イマバール」のスタッフ村上紗織さんは今治市出身

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 新橋と虎ノ門を結ぶ「新虎通り(環状2号線同区間)」に2月24日、日本各地から集めたアイテムや食材を体験できる施設「旅する新虎マーケット」がオープンした。主催は、2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合。

先行オープンで湯河原の足湯を楽しむ来場客

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 日本各地のヒト・モノ・コトの魅力を集め、地方創生へつなげることを目的としたプロジェクトの一環。「旅するスタンド」「旅するストア」「旅するカフェ」「旅するポップアップ」の4つのコンセプトで展開する。

 同スタンドには、今治市から「今治イマバール」、高岡市からは「おでんや高岡」、山形市から「洋食やまがた軒」、宇部市からは「バーガーうべ」が出展。3ヵ月ごとにテーマを変え、出展する自治体も変える。中には現地出身のスタッフもいるため、食を楽しむだけでなく、現地の人とコミュニケーションを取ることもできる。

 同ストアでは「旅感」をコンセプトに、「美意識」「手仕事」「真心」など「日本の粋」を感じるアイテムを用意。同カフェの「グッドモーニングカフェ&グリル虎ノ門」ではテーマに合わせて、出展自治体の食材を取り入れた特別メニューを展開する。

 さらに「旅するポップアップ」として湯河原町から足湯が出展。毎朝、湯河原温泉から湯を同施設へ運び込む。夜間には湯を12色に光らせるバスライトも用意。

 湯河原町地域政策課の小田祐輔さんは「肌がスベスベになる効果がある。仕事帰りに立ち寄っていただければ」と話す。足湯を体験した30代男性は「高いビルの合間から温泉の香りがするのは、今までには想像がつかなかった面白い取り組み。東京ではなかなか体験できない、温泉の足湯に東京タワーを眺めながら浸かるのはぜいたく」と話す。

 営業時間は、旅するスタンド=11時~21時(各スタンドの営業時間は変更の場合あり)、旅するストア=11時~19時30分、旅するカフェ=7時30分~23時30分、旅するポップアップ=11時~21時。月曜定休(カフェのみ定休日なし)。足湯は3月31日まで。詳細はホームページで確認できる。

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