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愛宕神社で一日限定、電子マネー「楽天エディ」でおさい銭

「楽天エディ」で参拝する担当者の吉田匡孝さん

「楽天エディ」で参拝する担当者の吉田匡孝さん

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 愛宕神社(港区愛宕1、TEL 03-3431-0327)本堂前に1月4日限定で、電子マネーでさい銭を受け入れる「楽天エディ」の端末が設置され、仕事始めの初詣客でにぎわった。

「楽天エディ」のさい銭箱

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 「楽天エディ」を展開する楽天(世田谷区玉川1)の創業の地が同神社の近くであったことから、同社の提案で2014年から始まった同企画。担当する楽天カードの吉田匡孝さんは「当初、手書きの案内板がインターネットで字が汚いと不評になり、和紙に明朝(みんちょう)体で清書したものに変更した」と話す。木箱は、ほぼ吉田さんの手作り。

 「おさい銭は、元来お米やお酒だったりしたものが、現在お金となった。時代の流れで、電子マネーで受け付けるのもありではないかと試験的な取り組みに理解していただいた愛宕神社さんには感謝したい」と吉田さん。

 愛宕神社の松本里枝さんは「さい銭泥棒などの防犯対策にもなるのと、おさい銭で集まった小銭を銀行に入金する際に手間や費用もかかり参拝客の気持ちが目減りしてしまう気がするので施策を導入した」と話す。「守るべきものは守り、時代の流れに合った神社にしていきたい。いずれは常設も考えている」とも。

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