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新橋にランチのみのラーメン店 女性店主が開業、「普通のあっさりラーメン」売りに

店主の松本さん。ラーメンイベントの新人王大会に出場したが、準決勝で負けてしまったこともあると笑顔で話す。
※写真説明文の一部に事実と異なる表現が含まれていました。お詫びして訂正させていただきます。

店主の松本さん。ラーメンイベントの新人王大会に出場したが、準決勝で負けてしまったこともあると笑顔で話す。 ※写真説明文の一部に事実と異なる表現が含まれていました。お詫びして訂正させていただきます。

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 新橋仲通りを抜けた交差点にある大村ビル(港区新橋2)1階に5月19日、ランチタイムのみ営業するラーメン店「麺処 あす花」、TEL03-6205-4718)がオープンした。

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 同店は同所で営業する居酒屋「東京酒場 一八屋台」の厨房(ちゅうぼう)、フロアを借りて、ランチタイムのみ営業する。店舗面積約20坪。席数はカウンター7席。

 学生時代にラーメン店で働いたときに楽しさを感じ、いつか自分のラーメン店を持ちたいと思ったことがオープンのきっかけと話す店主の松本明日香さん。その後、居酒屋店など展開する企業に勤め、店頭に立ったが、その思いは消えずにいたという。自力で出店する前に、足掛かりとしてランチタイムのみ営業してみてはどうかと勧めもあり、同居酒屋店で店を開けた。

 「シンプルなラーメン」をコンセプトにする同店。飲食店の多い新橋エリアで、ラーメンに何かしら個性がないと集客できないのではという思いもあり、個性的なメニューも考えたが、最終的にはスタンダードなラーメンが一番と考え、あえて普通のラーメンにこだわった。スープは鶏がらとしょうゆをベースにしたあっさりラーメンで、化学調味料などは使わず、女性らしく優しい味を目指したという。

 女性らしさを意識して、メニューもカタカナのラーメンではなく、ひらがなを使うなど、細かなところにも気を配る。「しょうゆらーめん」(750円)、「赤いしょうゆらーめん」(800円)、トッピングは「味玉子」「のり」(以上100円)「チャーシュー」(200円)、「メンマ」(150円)、「大盛り」(100円)など。

 店主の松本明日香さんは「新橋はビジネス街で、ランチタイムで会社を出るときは、既に行き先を決めている人が多いように思う、知名度も低く、ランチタイムのみの営業では、まだまだ集客も少ない。まずはここで経験を積んで、いずれは終日ラーメン店として営業できる店をオープンさせたい。ぜひ1度来店してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は 11時30分~13時30分まで。 毎月第1・第3土曜と日曜・祝日定休。

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