虎ノ門で6月6日～8日の3日間、地域活性化と飲食店の集客支援を目的としたグルメイベント「虎ノ門街バル」が開催される。主催は各地で街バルを展開するリンクバル（中央区）。

前回実施したスマイルフォトの様子

　「街バル」は専用チケットを利用して飲食店や物販店を巡るイベントで、都内をはじめ全国各地で開催されている。「虎ノ門街バル」は3枚つづりのチケットを購入することで、虎ノ門エリアの参加店で飲食や買い物が楽しめる。

　同イベントの参加店が多数入る虎ノ門ヒルズ（森ビル）には、笑顔を認証する体験型デジタルサイネージ「SMILE COIN（スマイルコイン）」が設置され、虎ノ門のご当地キャラである「カモ虎課長」や「虎ノ門街バル」のフレームで記念写真を撮ることができる。複数人で撮影する場合、笑顔度の高い人には王冠、低い人には同キャラクターのマスクがかぶせられコインが出てくる仕組み。同コインで景品の入ったガチャガチャを回すことができるなど、飲食以外でも参加者が楽しめるよう工夫する。

　虎ノ門エリアででまちづくりに取り組む「COME ON!! 虎ノ門製作委員会」や同デジタルサイネージを提供する「クウジット」（港区）、「ＫＩＴ虎ノ門大学院」（同）、「ビオトープ」（渋谷区）の担当者は「まちづくりの新たな試み」として期待を寄せる。

　参加店は「虎ノ門ヒルズカフェ」「フレンチカフェ＆ワイン 虎ノ門バール」「鯨の胃袋」「スペインバルジローナ」「麺屋 帆のる」「虎ノ門 きや」「バンコクスマイル」など52店舗を予定。

　森ビル・タウンマネジメント事業部の中さんは「前回はたくさんの方に参加していただき大変好評だった。2回目を迎え、虎ノ門ヒルズだけでなく街全体の魅力を発信し、虎ノ門に来るきっかけにしてもらえれば」と話す。

　料金は、ウェブ予約＝3,000円、当日＝3,500円。虎ノ門ヒルズMORIタワー2階、愛宕山エントランスで取り扱う。引き替え受付時間は17時～21時。