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浜松町にイタリアンバール「カッフェ ソスペーゾ」 「第二の家」コンセプトに

店舗外観

店舗外観

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 浜松町に立ち飲みスタイルのイタリアンバール「caffe sospeso (カッフェ ソスペーゾ)」(港区浜松町1)が3月22日、オープンした。

エスプレッソマシン

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 「イタリアのバール」がコンセプトの同店。店主の髙木俊宏さんによると、イタリアのバールは、日中はコーヒーや朝食・ランチなどをメインに、夕方からはアルコールも楽しめるカフェとして親しまれているという。一日のうちに何度も足を運ぶ「第二の家(台所)」のような役割で、バリスタとの雑談や地元の人々の交流を楽しむ場でもある。店舗面積は約10坪、席数は5席。

 髙木さんはイタリア旅行中に飲んだエスプレッソの味に衝撃を受け、4年間同国で修業した経歴を持つ。現地ではバリスタとして経験を積むだけでなく、料理やワインの知識、ホテルやレストランの立ち上げにも関わるなど、バールの経営に必要なあらゆる知識を学んだという。「日本でも本場のエスプレッソの味と、イタリア本来の『バール』の楽しみ方を広めたい」と思い出店を決めた。

 イタリアと変わらない味を提供するため、ナポリ(カンパーニャ州)で一般的なレバー式のエスプレッソマシンや、サレルノの焙煎所から直接仕入れたコーヒー豆を使う。

 メニューは、「エスプレッソ」(200円)、「カプチーノ」(350円)、「グラスワイン」(500円~)、「アペリティーヴォ(1ドリンク、小さな前菜盛り付き)」(1,000円)、「チーズの盛り合わせ」(800円)、「生ハム・サラミの盛り合わせ」(1,000円)、「パスタランチ(エスプレッソ付き)」(800円)、「ラザーニャランチ(エスプレッソ付き)」(800円など)。

 高木さんは「イタリア人にとってバールは生活の一部。当店も本場のバールのように皆さまにとって身近な存在でありたい。ただ濃くて苦い少量の飲み物という、日本のエスプレッソのイメージも変えていきたい。砂糖をたっぷり入れて乳化させると、チョコレートやコーヒークリームのような味になり、まるでデザートのようになる。エスプレッソの本当のおいしさを味わってほしい」と話す。

 営業時間は8時~21時。日曜・祝日定休。

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