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東京メトロ新橋駅のリニューアル案、最優秀賞決定 過去と未来をつなぐデザイン

「幻のホーム活用アイデア部門」最優秀作品

「幻のホーム活用アイデア部門」最優秀作品

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 東京メトロ(台東区)が銀座線全駅をリニューアルするデザインコンペの第4弾、「駅デザイン部門(新橋、溜池山王、赤坂見附)」と「幻のホーム活用アイデア部門」の各賞が決定した。

2部門で最優秀賞を受賞した大久保良太さん(右)

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 2017年の銀座線開業90周年を見据えた同企画。応募総数234作品の中から先月、1次審査通過者6人による公開プレゼンテーションが行われた。その結果、最優秀賞はアトリエ・ジーアンドビーの大久保良太さんが受賞。作品タイトルは「RE:TODAY」で、各駅の歴史をレンガ、瓦、石垣などの素材で表現する工夫などが施されている。大久保さんは「幻のホーム活用アイデア部門」でも、メトロのロゴを商品化して販売するアイデアを提案し最優秀賞を受賞した。

 今回のW受賞について大久保さんは「子供のころからプラットホームが大好きで、自分なりのホームをよく考えていた。銀座駅のコンペ時にはプラットホームに執着しすぎた案になってしまったので、今回は改札回りなどにも気を使ってアイデアを出した。幻のホーム活用については、東京メトロのロゴの美しさに着目して、ロゴショップを展開し、もっと世の中に商品として広められたらと思い提案した」と話した。

 すでに改装工事が始まっている下町エリアの駅に続き、新橋駅を含むビジネスエリアも同デザイン案を基にしたリニューアル工事が始まる。

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