札幌二条市場の丼店が新橋・烏森口に東京初出店

札幌の丼店が東京初出店(写真=店舗外観)

札幌の丼店が東京初出店(写真=店舗外観)

  • 0

  •  

 札幌二条市場で鮮魚店「丸鮮千代水産」を運営するレイジックス(北海道札幌市)は12月6日、新橋駅烏森口側の西口通り商店街に「どんぶり茶屋」(港区新橋4 、TEL 03-5733-5662)をオープンした。

[広告]

 同社は、1983年に札幌二条市場で水産物、北海道特産品の販売を開始。1997年、北海道の魚介を手軽に食べてもらいたいと考え、「吉野屋」など肉類の丼店中心だった同市場内に「どんぶり茶屋」1号店をオープンした。「美味しい物をお値ごろ価格で提供」をコンセプトに、新橋近隣のビジネスマンやOLの需要を見込み、新橋地区への出店を決めたという。「どんぶり茶屋」は2店舗目で、東京出店は初。

 店舗面積は7坪、席数は13席。店内は、漁港の「泥臭さ」のイメージと、東京のデザインを融合し茶系でまとめ、カウンターからキッチンが一望できるレイアウトを採用した。同店では、魚・野菜の生産者との直接取引により、比較的低価格な料金で料理を提供する。同社の担当者は「ランチメニューのどんぶりは、札幌店では1つのどんぶりに1種類の海鮮がのったタイプのみだが、東京店は1つのどんぶりで複数の海鮮を味わえるようにし、夜は北海道産の素材本来の味を感じてもらえるように、シンプルな料理を中心にした」と話しており、ランチ需要の激しい新橋地区で他店との差別化を図る。

 メニューは、ランチタイム=「北海丸(サーモン、カニ、イクラ、ホタテ、エビ)」(950円)など18種類の丼のほか、夜=「幻の鮭 鮭児の炙り」(1,300円)、「ニセコ町大道さんの栗じゃがバター」(400円)など月替わりのメニュー32種を提供する。ドリンク類は、北海道産のワイン「小樽完熟ナイアガラ」(700円)、日本酒「大雪の蔵 大吟醸豊雪」(1,000円)ほか31種。

 同店担当者は「カウンター越しに店主と会話を楽しみながら、本物の北海道の味を知ってほしい」と話している。想定客単価は昼=約1,000円、夜=約3,000円。営業時間は11時~23時。年中無休だが日曜は昼営業のみ。

レイジックス

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース