新橋に和食料理店-三浦野菜や宮崎地鶏使った創作和食評判に

店舗名の「わこころ」は、「真心」「和の心」「輪の心」などの思いを込めた。「自分に足りないものばかり(笑)」と白川さん

店舗名の「わこころ」は、「真心」「和の心」「輪の心」などの思いを込めた。「自分に足りないものばかり(笑)」と白川さん

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 新橋に7月6日、農家直送の有機野菜や地鶏を中心とした和食料理店「わこころ しらかわ」(港区新橋6、TEL 03-3435-0556)がオープンした。

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 同店オーナーシェフの白川桂三さん(42)は、北海道・美幌町の出身。かつてJリーグ発足前にプロサッカー選手として活躍していたという異色の人物。「サッカーもやりたかったが、板前にもなりたかった」白川さんは、けがを機に和食の道へ転身。道場六三郎さんの店「ろくさん亭」(銀座)や大阪の「浪速割烹 喜川」などで修業を積んだ。

 和の心や美意識を高めるために、大阪時代には茶道や焼き物も本格的に始めたという白川さん。店で使用する備前焼きはすべて当時自身で焼いたもの。こだわりの気持ちは料理にも及ぶ。「人の店では思う通りの食材や料理を出せない」と一念発起し、札幌で最初の店を持った。

 同店の野菜は主に三浦「高梨農場」から直送される有機野菜。看板メニューの「三浦有機野菜和風ディップ」(960円)は、同農場の野菜を生のまま提供する。ソースはバーニャカウダを和風にアレンジしたオリジナルで、魚醤の一種「いしる」や西京みそ、チーズなどを使う。

 地鶏は宮崎・霧島の「じどっこ」。生産者から直送する鶏は、焼き物のほか「レバー叩き」(780円)、「レバー砂肝造り」(960円)、「もも肉叩きぽんず」(880円)など生食でも提供する。魚介は築地から。料理は一品もののほか、野菜中心のコース(4,200円)と魚介も味わえるコース(6,300円)の2種を用意する。

 ランチは「宮崎地鶏じどっこ親子丼」「美味出しそうめん 巻き寿司セット」(各1,000円)、「海鮮丼」(1,280円)などのほか、事前予約で3,000円の「おまかせコース」も。女性限定で、白川さん手作りの生キャラメルをトッピングしたアイスをサービスする(ランチのみ)。

 店舗はオープンキッチンで、カウンター6席、テーブル10席。客層は近隣の男性ビジネスマンが多いという。「はやりのブランド野菜や地鶏の店と思われることが多い」と白川さんは苦笑いするが、口コミで増えた常連客でランチは連日満席に。

 納得のいく料理を出すため、複数の店舗展開は考えていないという。先々は「美幌の食材を使うなど、故郷へ貢献して恩返しをする」のが白川さんの夢だ。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~23時。土曜のランチは3,000円のコースのみ。

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