新橋駅前ビルに「横浜家系」ラーメン店-あっさり味で女性客も獲得

新橋では貴重な横浜家系ラーメン店の開店で、新橋エリアのグルメブログなども盛り上がりを見せた

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 新橋駅前ビルに昨年12月10日、ラーメン店「八七三家(やなさんや)」(港区新橋2、TEL 03-3572-0873)がオープンした。場所は駅前ビル1号館1階。

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 店舗面積は11.3坪で、席数は14席。店内は粥(かゆ)専門店だった以前の内装をなるべく生かし、黒と白を基調色に落ち着いた内装に仕上げた。社長が前職で新橋に勤務していたことや新橋エリアに家系ラーメン店がなかったことが今回の出店につながったという。

 同店のラーメンは横浜市の上星川にある老舗の家系ラーメン店「寿々き家(すずきや。「き」は「七」3つ)」の流れをくむ。「横浜家系」主流の大量の豚骨を使ったとんこつしょうゆスープに「酒井製麺」の太いストレートめんを使用。ゆでたほうれん草が具に入ったあっさりとした味わいが特徴で、昼休みにひとりで来店する女性客の姿も見られるという。

 メニューは、ラーメン(並=650円、中=750円、大=850円)。トッピングに、たまご、のり(各100円)、チャーシュー(200円)を用意。ライスは小=100円、普通盛り=150円。1月6日からは「ラーメン(並)」に細い角切りにしたチャーシューをからし入りの特製マヨネーズソースで和え、ネギをトッピングした「チャーマヨ丼」を添えた「チャーマヨ丼セット」(850円)の提供を開始した(13時30分より30食限定)。ドリンクは、ビール(350ミリリットル缶、350円)、黒ウーロン茶(200円)、野菜ジュース(150円)などをそろえる。

 店舗開発部の関口孝男さんは「家系ラーメンにもいろいろな味があるが、その中でも当店のスープはあっさりしていながら濃厚な味わいが楽しめる」と自信を見せる。オープン初日には行列ができ、「『オープンを待ちに待っていた』というお客様もいた(同)」とも。

 営業時間は、平日=11時~21時、土曜・祝日=11時~18時。日曜定休。

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