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新橋にだし料理専門店「さんぼん」 店内は江戸時代の居酒屋イメージ

料理長の森本健太さん(左)とおかみの山川千絵さん(右)

料理長の森本健太さん(左)とおかみの山川千絵さん(右)

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 新橋のだし料理専門店「だし香る酒肴 さんぼん」(港区新橋3、TEL 03-6809-2421)が、オープンから2カ月を迎える。席数は14席。

同店で提供する「出汁巻玉子」

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 5月15日にオープンした同店。銀座8丁目のフレンチバル「Refuge」と「新橋ふれんち みざん」の姉妹店としてオープンした。店内にはヒノキ一枚板のカウンター席のほか、ちゃぶ台席には小上がりを設置し、落ち着いた空間を演出する。かつおやこんぶ、しいたけなどの和だしをベースにした料理をメインに、フォン・ド・ボーなどフレンチのだしの要素を取り入れた創作料理も提供する。

 提供するメニューは、かつお本枯節100%のだしで作る名物という「出汁巻玉子」(650円)をはじめ、「おかかポテトサラダ」(580円)や「フォアグラ大根」(950円)、八丁みそに2日間漬けた「牛ハラミステーキ」(1,680円)などを用意する。アルコールは日本酒(約50ミリリットル=350円~)や赤白のグラスワイン(480円~)を中心に、ボトルワインなども各種そろえる。利き酒師とソムリエの資格を持つおかみの山川さんに料理に合う酒をセレクトしてもらうこともできる。

 料理長の森本健太さんは「江戸時代の居酒屋『煮売酒屋』をイメージした店内空間に仕上げた。新橋はにぎやかな街というイメージが強いが、店内にだしの香りが漂う古き良き落ち着ける店を目指したい」と話す。「今後は日本の和だしに限らず、いろいろな国のだしを取り入れた料理にも挑戦していきたい。気軽な小料理屋のような雰囲気の中、会話と料理、酒を楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は17時~23時。日曜・祝日定休。

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