映画「逃亡くそたわけ-21才の夏」-汐留で吉沢悠さんら舞台あいさつ

汐留で九州を舞台に躁鬱病をテーマにしたロードム-ビー映画の舞台挨拶が行われた

汐留で九州を舞台に躁鬱病をテーマにしたロードム-ビー映画の舞台挨拶が行われた

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 シネハウス(新宿区)は9月5日、スペースFS汐留(港区東新橋1)で映画「逃亡くそたわけ-21才の夏」公開に先立ち出演者による完成披露試写会を開催した。

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 芥川賞作家の絲山秋子さんが原作の映画、「逃亡くそたわけ-21才の夏」の主演は、資生堂CM「マジョリカマジョルカ」の出演で知られる女優の美波さんと俳優の吉沢悠さん。物語は、そう病の「花ちゃん」(美波さん)と標準語しか話さないうつ病の名古屋人「なごやん」(吉沢さん)の2人が、入院していた精神病院から脱走し博多から鹿児島までを車で旅しながら、さまざまなことを感じ取っていくという、九州を舞台にした「ROCKなロードムービー」。

 映画上映前に行われた舞台あいさつで、吉沢さんは「今まで出演した作品の中で1位か2位になるほど台本がぼろぼろになるほど読みこんだ」と話し、「ロケ弁の味が梅味しか判別できなくなるほど鬱病という役柄に入ってしまった」とも。各自による撮影エピソードの話題になると「今日も東京に台風が近づいているが、ロケ中も九州に台風が上陸中でハプニングも多々あり、台風にたたられている映画」(本橋監督)、「我修院さんを始めとした『花ちゃん』が見る幻覚の人物の奇抜な服装により、これが現実なのか信じられなくなったことも」(美波さん)など笑いを交えつつトークは進んだ。登壇者は、美波さん、吉沢さんのほか、我修院達也さん、ガッツ石松さん、高良健吾さん、ベルナール・アッカさんと監督の本橋圭太さん。

 同作は、「第13回宮崎映画祭」・韓国の「第11回プチョン国際ファンタスティック映画祭」へも参加し、「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2007」では特別招待作品としての上映も決定している。10月16日から九州エリアで先行ロードショーを行い、その後全国で一般公開予定。

逃亡くそたわけ-21才の夏

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