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虎ノ門「URTRA」で沿道のにぎわい創出を考える 新虎通りの可能性について

ゲストの毛利信哉さん(撮影:村上健太郎)

ゲストの毛利信哉さん(撮影:村上健太郎)

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 新虎通り沿いにあるコミュニティー施設「URTRA」(港区西新橋2)で10月25日、沿道のにぎわい創出を考えるイベント「世界の沿道の賑(にぎ)わい創出に迫る:沿道におけるアイデンティティ形成と人の欲求充足の関係について ~ロンドン・パリ編~」が開催される。

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 同施設は、港区や虎ノ門周辺地域の人、これから活用していく人たちと一緒に同施設のあり方を考えながら、新虎通りに新しい「コト」を発信しようと、定期的にワークショップや講演会などのイベントを開いている。

 同通りが、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、選手村とスタジアムを結ぶ道路の一部として位置付けられていることや、広幅員歩道部の沿道一体が「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」に基づく街並み再生地区に指定されていること、道路をにぎわいの場として活用する「東京シャンゼリゼプロジェクト」の展開などから、「専門家の視点で『沿道のにぎわい』について語ってもらうことで新しい可能性が見えるのではないか」(同施設運営担当者の横田昌子さん)と同イベントを企画したという。

 当日は、「Re:Flex Architectur」をテーマに、人や地域の繁栄を目指した空間や環境のデザインを行う建築家の毛利信哉さんをゲストに呼び、同通りに「どういった沿道デザインが求められているのか」について考える。

 後半の「歓談・フリートーク」タイムでは、同施設に併設する「BICYCLE COFFEE TOKYO CAFE&ROASTERY(バイシクル・コーヒー トーキョー カフェ アンド ロースタリー)」のコーヒーやワイン、ビール、バケット、チーズ、ドライフルーツなどを提供する予定。

 毛利さんは「近くにランドマークとなるタワーもしくは建築物を中心に街の広がりを見せているところがシャンゼリゼ通りやオックスフォードストリートと共通している」と話す。「『新虎通りはじめ虎ノ門かいわいが求められているものとは』というテーマでグループディスカッションも行うので、同通りのアイデンティティーや世界に誇る新しい沿道の可能性について、何かヒントになるアイデアを一つでも持ち帰っていただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は19時~21時30分。参加費は1,500円(ドリンク、軽食付き)。

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