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新橋に「すり鉢茶」専門店 茶葉35種類以上、天然水3種類が組み合わせ自由

すり鉢茶に練り菓子・最中などの茶菓子を選べる「さくらざかり」(1050円)

すり鉢茶に練り菓子・最中などの茶菓子を選べる「さくらざかり」(1050円)

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 ニュー新橋ビル(港区新橋2)2階に4月4日、「日本茶/緑茶専門喫茶すり鉢茶 さくらびより」がオープンした。

はなさかじいさんおモチーフにした店舗

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 茶葉を粉状になるまですり鉢で擦り、お湯を注ぎ飲む「すり鉢茶」専門店の同店。新橋店は、巣鴨の地蔵通りの1号店に次ぎ2号店となる。若い層への宣伝になればとの店主の思いから出店を決めたという。

 店主の田邉さんは「すり鉢茶は、『お茶の葉を捨てるのはもったいない』という子どもの頃からの思いから煎茶をすり鉢で擦って飲んでみた所、おいしかったので、すり鉢茶がほかにないか見て回ったが発見できなかった。そこで自分で店をやってみようと思った」と話す。

 店舗面積は約5坪。席数は12席。店内には、店主自ら作陶家の元へ出向いて製作依頼したという、益子、笠間、土岐、多治見、駄知のすり鉢が並ぶ。すり鉢茶に使う茶葉は日本各地の煎茶葉35種類以上から選べるほか、湯も3種類の天然水から選べる。

 店内にあるすり鉢や、すりこぎは販売も行い、家でもすり鉢茶が楽しめる。価格は、「すり鉢」(2800円~5000円)、「すりこぎ」(800円~)。

 メニューは、すり鉢茶にかりんとう・コンペイトウなどの小菓子がセットになった「はなびら」(600円)、すり鉢茶に練り菓子・最中などの茶菓子を選べる「さくらざかり」(1050円)。どちらのセットも別途100円で抹茶に変更できる。

 同店では「キセル講習会」などのイベントも開催する予定という。田邉さんは「今後はフランチャイズ展開だけでなく、すり鉢茶のペットボトル販売などにも力を入れたい」と意欲を見せる。

営業時間は10時~21時。

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