見る・遊ぶ

タミヤ新橋で「ミニ四駆女子会」-持ち寄り菓子でトーク盛り上がりも

ミニ四駆女子会に参加した女性たち。最近始めた人からミニ四駆歴17年の人まで、幅広い女性ミニ四駆ファンが集まった

ミニ四駆女子会に参加した女性たち。最近始めた人からミニ四駆歴17年の人まで、幅広い女性ミニ四駆ファンが集まった

  • 0

  •  

 「タミヤプラモデルファクトリー新橋店」(港区新橋4、TEL 03-6809-1175)で1月11日、参加者を女性に限定した「ミニ四駆女子会」が行われた。

「ミニ四駆女子会」参加者のミニ四駆

[広告]

 2011年に始まった同イベントは、今回が3回目。前回は声優を招いてユーストリームの生放送を行うなどイベント色が強い内容だったが、今回はレースをメーンに。「レース経験がない女性にレースしてもらい、ミニ四駆を走らせる楽しさを知ってほしい」(同店スタッフ・瀬口さん)との狙いから、公式大会より緩いルールが設定された。参加したのは飛び入りを含む8人。複数のミニ四駆や工具類をキャリーバッグに収めて持参した人もいれば、ミニ四駆を当日購入してその場で組み立てる人の姿も見られた。

 当日は「ナイトレース」をメーンイベントに、持ち寄ったミニ四駆を見せ合う「コンクールエレガンス」と、参加者同士の交流を図る「フリートーク」を実施。中でも、参加者が自主的に持ち寄ったシュークリームやスナック菓子を食べながらのフリートークが、予想以上の盛り上がりを見せることに。参加者のほとんどが初対面ながら、それぞれの自己紹介をきっかけに、ミニ四駆歴やマシン改造のポイント、アニメ「爆走兄弟レツ&ゴー!!」の話題など、ミニ四駆関連の幅広い会話が交わされた。

 レースは4対4のチーム戦を実施。当初は総当たり戦を予定していたが、「参加者からチーム戦がいいと提案があって」ルールを急きょ変更。「スタート時に自分のミニ四駆の名前を呼ぶ。呼ばなかったら1周ペナルティー」というユニークな提案も採用されたレースは、終始笑顔が絶えない展開になった。

 参加者の一人の「男性の場合はミニ四駆の速さを競う、レースで勝つのが目的だけど、女性は交流を大切にしている」との言葉には全員が賛同。「公式戦で女性を見かけることがあっても、そこから交流まで発展することは少ない。だから、今回のように女性同士が交流できるイベントがもっとあるとうれしい」と、女子会の定期的な開催を願う声にも多くの賛同が寄せられた。また、「ミニ四駆をデコるキットが欲しい」「おしゃれなミニ四駆のキャリーバックが欲しい。今は男性向けの色や形のものばかりだから」といった、女性ユーザーならではの提案をスタッフに伝える場面も。

「ミニ四駆女子会は走りだしたばかり。参加者の提案を積極的に採用しながら、女子会を定期的に開催していきたい」(瀬口さん)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース