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新橋にインド産コーヒー豆のショールーム-豆の販売や試飲も

インド産コーヒー豆を商材とするIBCトレーディング。コーヒー豆の販売のほか、試飲も実施する

インド産コーヒー豆を商材とするIBCトレーディング。コーヒー豆の販売のほか、試飲も実施する

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 インドを中心としたビジネス支援サービス・コンサルティングを行うアイビーシー(新宿区)の関連会社「IBCトレーディング」(港区)が12月初旬、新橋・第一京浜沿いにインド産のコーヒー豆を取り扱うショールーム兼オフィス(港区新橋5)を開いた。

IBCトレーディング・オフィス外観

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 インド産コーヒー豆の輸入および、「KURISHNA COFFEE(クリシュナ・コーヒー)/COFFEES OF INDIA」ブランドで日本市場におけるプロモーションを手掛ける同社
社は、インド政府商工省傘下の機関「コーヒー委員会」に協力し日本市場の開拓を開始。「インド産のコーヒー豆は輸出量が世界5位ながら、日本には個人輸入以外はほとんど輸入されていない。その流通のひずみを正すとともに、この場所を起点にインドコーヒーに対する消費者の認知度を高めていきたい」と塚越事業部長。一方で、コーヒー好きな人に向けては「インドのコーヒー豆は、世界中の味のバリエーションが再現できるほど種類が豊富。ぜひ飲んで、知っていただきたい」とも。

 同社が扱うコーヒー豆は、メルティマウンテンにある指定農園で栽培された「セレクション9」や、マラバール海岸のあるケーララ州で栽培されインド特有の熟成工程を経て作られた「モンスーン・マラバール」など。特定の産地や品種のみを扱うのではなく、「ハンドピックした最高の豆を限定ロットで紹介する。そのため、仕入れ量が60キロしかない時もあれば、500キロ以上になることもある」。

 ショールームでは、コーヒー豆の試飲と購入が可能。常時7~10種類のコーヒー豆を用意。焙煎(ばいせん)は、キャリア50年以上の焙煎専門業者が担当する。「それぞれのコーヒー豆の良さを最も引き出す焙煎を提案している」という。コーヒー豆の販売は200~250グラム(1,500円~)。豆のままでも、リクエストに応じたひき目でも販売を行う。「現在、ウェブ上での通信販売を準備中。メールマガジンの配信も予定している」

 今後について、「インドコーヒーは、コーヒー好きや喫茶店経営者でも知らない人が多い。まずは個々のコーヒーファンにその魅力を知ってもらうとともに、レストランや喫茶店にも卸していきたい」と塚越さん。「インドコーヒーに興味のある方は試飲しに来てほしい」とも。

 販売時間は11時~19時。試飲時間は15時~18時(スタッフがいる場合は時間外でも対応)。土曜・日曜・祝日定休。

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