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新橋に「馬肉たくみ食堂」-馬肉メーンに、健康と食の安全追求

「馬肉 たくみ食堂」店内は落ち着いた和風の内装。店はアーバン新橋ビルの地下1階に位置する。

「馬肉 たくみ食堂」店内は落ち着いた和風の内装。店はアーバン新橋ビルの地下1階に位置する。

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 新橋3丁目交差点そばに9月19日、馬肉料理がメーンの「馬肉 たくみ食堂」(港区新橋4 TEL 03-3436-2757)がオープンした。場所はアーバン新橋ビル地下、串焼き店「鉄火」跡。

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 店舗面積は14坪で、席数はカウンター6席を含む29席。メーンの客層は40代以上のサラリーマン。「店は大衆的な雰囲気を出しつつ、仕事で疲れた人が落ち着いて酒食を楽しめる空間になるよう心掛けている」と、店主の真柳拓巳さん。

 目黒の大衆居酒屋に勤務していた真柳さんは、「食べる人の健康や食の安全を軽視する店が多いと感じていたとき、前の勤務先でそれらを重視する大切さを学び、実践することもできた」ことを契機に独立を決意。自身の店では食の安全と健康を重視し、カロリー、脂肪、コレステロールが低く、高タンパクな馬肉料理をメーンメニューに選択した。「馬肉はマイナス20度で48時間以上冷凍処理すればウイルスも死滅するため、安全性も高い」。このほか、店で使用する食材は調味料も含めて全て国産で、産地からの直送品と真柳さん自身が安全を確認したもののみを使用する。

 馬肉メニューの主力は「刺盛」(1,800円)、「厳選 赤身刺し」(1,400円)、「炙(あぶ)り ハラミ刺し」(1,200円)、「レバ刺し」(1,500円)。このほか「馬しゃぶサラダ」(900円)、「サクラユッケ」(1,300円)、「馬ひも黒胡椒焼き」(1,200円)、「馬タンの塩焼き」(1,400円)なども用意する。馬肉は熊本から直送したものを使う。「ひもやタンはポーションで届くのが一般的だが、鮮度を均一にするため丸ごと仕入れて店でカットしている」(真柳さん)

 馬肉以外のメニューもそろえる。100パーセントオレンジジュースで炊き、炒めた馬肉や焼きザケなどが入る「土釜オレンジご飯」(1,500円)、朝採れ卵を使う「海鮮オムレツ」(900円)のほか、「黒豚の粕漬け」(1,000円)、「地鶏の天ぷら」(900円)など。

 ドリンクメニューの主力は焼酎。「村尾」「萬膳」「伊佐美」「佐藤(白・黒)」など芋焼酎(30種類)、麦焼酎・黒糖焼酎(各5種類)、米焼酎・泡盛(各3種類)を、全て650円~700円で提供(量は全て90cc)。「リーズナブルな価格にすることで、多くの種類を楽しんでもらえれば」(真柳さん)。日本酒で仕込んだ梅酒「雑賀(さいか)」(700円)や、山形県の地酒「香梅(こうばい)」(本醸造・1合=800円など4種類)、原酒「流鶯(るおう)」「百年の孤独」(以上1,000円)もラインアップ。

 ランチメニューは「日替わり定食」「馬スジ煮込み定食」(以上800円)、「馬肉メンチカツ定食」(900円)、「炙りハラミ刺し定食」(1,000円)の4種類。馬肉料理は全て、ディナータイムに提供するものと同じ内容。「メンチカツは馬肉100パーセント。カロリーは牛豚合い挽き肉の3分の1」

 営業時間は、11時30分~13時30分、17時~23時30分(土曜のみ23時まで)。日曜・祝日定休(6人以上の予約の場合は営業)。

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