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新橋・赤レンガ通りに塚田農場新業態-メーンに鹿児島地鶏使用

2階が「鹿児島県霧島市 塚田農場 新橋レンガ通り店」。場所は昨年6月に閉店したゲームセンター「G-REC’S新橋店」跡

2階が「鹿児島県霧島市 塚田農場 新橋レンガ通り店」。場所は昨年6月に閉店したゲームセンター「G-REC’S新橋店」跡

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 新橋赤レンガ通り、新橋3丁目交差点近くに3月23日、「鹿児島県霧島市 塚田農場 新橋レンガ通り店」(港区新橋2、TEL 03-5511-7552)がオープンした。経営は飲食店を多店舗展開するエー・ピーカンパニー(港区)。

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 同業態は「塚田農場」シリーズの第3弾に当たる。新橋には2010年11月、宮崎の地鶏「みやざき地頭鶏」を使った「宮崎県 日南市 塚田農場 新橋烏森口店」もオープン。その後、北海道の地鶏「新得地鶏」を使った「十勝 新得町 塚田農場」を開発した後、鹿児島の地鶏「黒さつま鶏」使った今回の業態を立ち上げた。現在、「宮崎」32店舗、「十勝」4店舗、「鹿児島」は新橋店を含め3店舗を展開する。

 地鶏の生産地を変えて行くのは、「伝染病や災害などへのリスクヘッジ」(同社広報担当の岡田さん)。同一地域や同一ブランドへ依存しないことでリスクを分散させるという。鶏の数に合わせて出店するため、「黒さつま地鶏」もある程度の店舗数まで増やしたら展開は終了となる予定。

 「黒さつま鶏」は、2010年12月に鹿児島県知事が命名した新種。「肉質はプリプリとした歯切れの良さと適度な歯応えがあり、肉汁も多く脂ののりもいい。生食、焼・煮など、幅広い調理法で食べられる」という。同社は日南市・日向市・新得町に続き、霧島市にも直営養鶏場を開設。現在の年間生産数は4万羽。店舗展開と並行して増産の予定で、2年後には20万羽体制を目指す。「処理センターや加工センターの自社運営も視野に入れている」という。

 店舗面積は51.4坪、席数は110席。料理は鹿児島の郷土料理がメーン。看板メニューは「黒さつま鶏炭火焼」(中=1,280円、大=1,980円)、鹿児島の甘いしょうゆとおろしニンニクで食べる「黒さつま鶏刺し」(780円)、「ぷりぷり酢もつ」(550円)、「黒豚しゃぶしゃぶ」(1人前1,300円)、トビウオとハモだけで作る手ごねの自家製さつま揚げ「「つけあげ」(550円)など。そのほか九州料理も並ぶ。飲み物は生ビール(550円)、ハイボール、サワー(以上450円~)など。

 営業時間は16時~24時(金曜・祝前日は翌1時まで、日曜・祝日は23時まで)。

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