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港区、いわき市への救援物資など募集-いわき市の救援要請で

港区は友好都市・いわき市の救援要請に応え、物資やボランティアを募集している(写真=18日、いわき市へ向け物資を運ぶ港区のトラック)

港区は友好都市・いわき市の救援要請に応え、物資やボランティアを募集している(写真=18日、いわき市へ向け物資を運ぶ港区のトラック)

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 港区は現在、いわき市への救援物資やボランティアを募集している。物資募集は、災害時の相互支援の協定を締結している福島県いわき市から東北関東大震災に伴う救援物資の要請を受けたことによるもの。

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 港区ではこれまで、飲料水や組み立て式トイレなどの物資を3月15日と19日の2回、いわき市へ送っている。しかし依然としてさまざまな物資が不足していることから、一般からの物資募集を行うことを決めた。いわき市から要請のあった受付品目は以下の通り。

 食糧品(賞味期限が3カ月以上あるもの)=缶詰(加熱処理を必要とせず、そのまま食べることが可能な缶詰)・米(精白米、無洗米、レトルトのパックのご飯、アルファ米など常温保存が可能な米類)・ペットボトルの飲料水(水、お茶、スポーツドリンク・果汁飲料など。500ミリリットル~2リットル)。生活物資=おむつ(乳幼児、大人用)・・粉ミルク・離乳食(以上、賞味期限が3カ月以上あるもの)。いずれも、未開封・未使用の物品に限る。

 期間中、救援物資の持ち込みには「ちぃばす」が無料利用できる。無料で乗車するには、「ちぃばす」乗車の際、「港区スポーツセンターに救援物資を届けにいきます」「港区スポーツセンターに救援物資を届けてきました」と運転手に直接伝える。2つ以上の路線にまたがる場合は、乗車の都度、運転手に伝える。

 救援物資の受け入れに合わせ、救援物資の仕分け作業や積み込みなどを手伝うボランティアも同時に募集している。必要人員は1日20人程度で、希望者は「みなとボランティアセンター」(TEL 03-3431-2081)まで電話で申し込む。

 救援物資の受付場所は「港区スポーツセンターアリーナ棟」(港区芝浦3)。郵送や宅配便では受け付けておらず、直接の持ち込みのみ対応。提供する救援物資が重すぎるなど、持ち込むことが困難な場合は、港区役所防災課が受け取り方法について相談に乗る。

 問い合わせ先は、いわき市東京事務所(新橋2、TEL 03-5251-5181)または港区役所防災課(TEL 03-3578-2111、内線2838)。問い合わせはいずれも平日9時~17時。物資の受付は、土曜・日曜を含む9時~18時。3月31日まで。

 集まった物資はこれまで同様、東京都トラック協会港支部(東麻布)の協力で随時、いわき市災害対策本部へ直送される。

*3月25日現在、ボランティアは定員達したため、募集を終了しました(芝氏経済新聞)

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